[不動産購入 横浜]
2024年04月02日
仲介手数料の話
仲介手数料の話
こんにちは。
横浜スタジアムそばの不動産仲介専門会社「AZU不動産」の永岡です。
朝、通勤途中で桜の木を見るときれいに咲いていました。この時期になると桜の木を見るたびになぜか新入社員だった頃を思い出します。緊張と期待が入り乱れた感情で1日を過ごしたことが懐かしいです。「今日だけはお客さん扱いだから遠慮なく飲みなさい」と当時の上司に言われた時の怖い目が蘇ります・・。
先日の話ですが、とある会食時にこんな話がありました。「仲介手数料が安いとこが一番だよね」「仲介手数料って無駄に感じる」一般の方が持つ仲介手数料のイメージってこんな感じなんだろうな・・と思いながら「なんで高いって思うんですか?」と聞いてみました。「だってこっちの要望聞いて物件を紹介するだけでしょ?それで100万超える仲介手数料って割高だよね?なんでそんなに高いのか逆に知りたい」聞いていてちょっとショックでしたが、現実的にはこのように思われている人も一定数いるってことなんですね。
仲介業って意外とどんな仕事をしているのか、あまりお客様には伝わっていないのかもしれません。
確かに物件紹介はします。でも、私の場合は、その物件がどんな経緯で売りに出されているのか?周辺環境のチェック、法的に問題ないか?近隣競合物件との価格比較や優位性、住宅ローンの選定やアドバイスなどなど地味にこつこつと調査したり資料を集めたりしています。物件をご紹介する前に必ず現地に足を運び、駅からの距離感やアップダウン、交通量、子育て施設、商業施設、建物の状況チェックなど入念に行っています。
これらの調査や資料作成などは物件が成約しない限り0円で行う業務です。「いや、そんなの当たり前でしょ?」と思われるかも知れませんが、なかなか手間と時間がかかります。確かに、ただお客様から言われた物件をご紹介するだけという事も出来ます。でも、それだけではお客様にとって本当に良い物件なのか?リスクがあるのか無いのかすら分からないままご案内することになります。お客様自身があの時は分からなかったからしょうがないと割り切れるなら良いですが、不動産は特に高額な買い物です。なるべくリスクを減らし今の時点だけではなく先々を見据えて安心できる物件かどうか?をご提案するのも仲介業務の大切な役割だと思っています。
価値観は人それぞれです。皆さまにとってベストパートナーを見つけていただければ幸いです。