[不動産購入 横浜]
2024年05月13日
車のローンを組んでいて住宅ローンって借りられるか?
こんにちは。横浜スタジアムそば「不動産売買仲介専門」AZU不動産の永岡です。
今日は、朝から雨続きの1日。風も強く吹き、一瞬でびしょびしょになりました。
週初めの皆さまにとっては何だか憂鬱なスタートの方も多いのではないでしょうか?
昨日、これから中古マンションを検討したいと考えているお客様の相談に乗りました。
その中で、「車のローンがあるんですけど、住宅ローンに影響ってありますか?」と質問がありました。
詳しくお話を聞くと、車のディーラーの営業マンから金利キャンペーンなのでお得な今、ローンを組んだ方が良いと言われそのまま組んだとのこと。実際は現金で購入を考えていたようなのですが、このような話はたまにお聞きすることがあります。
結論からいうと、車のローンが残っている状況で住宅ローンが絶対に組めないということはありません。
大事なことは返済比率がきちんと銀行の審査場で問題ない範囲か否かとなります。返済比率とは、年収に対して年間のローン返済額が占める割合のことです。返済比率を計算するにあたり、ローン返済額に車のローン返済額を含めて計算されるため、年間のローン返済額が増えて返済比率も上がります。このため、返済比率が高いと判断された場合、ローン審査結果が否認となる可能性はあります。
「でも、今は金利が低いから審査上は問題ないのでは?」と質問がありました。確かに現在は低金利です。ただし、実際に審査を行う際の金利は現在の金利水準ではありません。銀行によって審査金利は異なるのですが、3%〜3.5%の金利で返済比率を求めるケースが一般的です。
お客様の場合、年収から求める返済比率がそれなりに高いこと、手持ちの資金がある状態だったので一旦車のローンを完済したのち住宅ローンの審査をするようアドバイスをさせていただきました。
お客様にとっては何気なく組んでいるローンも住宅ローンを組む際には弊害となるリスクがあります。もし、住宅ローンを組むにあたり「ちょっと心配」というお客様はお気軽にご相談くださいね。