[不動産購入 横浜]
2024年06月22日
不動産仲介会社が困ること
内見希望の中古マンション・予約が入らない
こんにちは。横浜スタジアムそば「売買仲介専門」AZU不動産の永岡です。
今朝はひんやりとした風が心地よい朝となりました。
横浜市は昨日梅雨入りとなったようですが、この先の天気予報って読みにくいですね。
昨日、横浜市内で中古マンションを検討しているお客様から「この物件は紹介してもらえますか?」とLINEをいただきました。
内見予定は来週末なのですが、早めに売主様のご都合を押さえておきたいので早速元請の不動産仲介会社に物件確認を行いました。
「物件のご紹介は可能です。」とのことだったので、内見希望の日時をお伝えしました。すると「多分無理だと思います。」との回答。「えっ。でも一旦、売主様にご確認いただくことは難しいですか?」とお聞きすると「一応聞いてみますが、、」との回答。その10分後「やっぱり無理みたいです。」との返答。「お客様は是非見たいとのことなので内見可能な日程をいくつか教えていただくよう売主様にお聞きいただけませんか?」と粘ってみましたが、「しばらく出張などもあり先の日程が読めないみたいで、、」との返答。
これ以上お話しても難しいと判断し、購入検討のお客様に内見が難しい旨をお伝えしました。
お客様は「でも売ってるんですよね?本当に売主の方は売る気持ちがあるんですか?」とちょっと納得がいかない様子。
お客様が希望されている物件をご紹介しようとする際、一番返答に困ることです。
本当に売主様が忙しく手が空かないため内見が出来ないことはあると思います。しかし、内見可能な日程を教えてもらえないとなると「本当に売主様が忙しくて内見できないの?」という気持ちになります。
よく不動産業界では「囲い込み」という言葉が使われるのですが、もし、囲い込みであれば売主様は売却の機会損失となっているわけで、仲介会社の都合で紹介顧客を制限することは決して許されることではありません。
もし売れずに価格を下げた結果、売主様が一番損をする可能性もあります。
購入検討のお客様には正直にご説明し、違う物件をご紹介することになりましたが、なんとも後味の悪い感じになってしまいました。もう少し不動産業界全体がお客様からしっかりと見える仲介のかたちを作っていければ良いのですが、なかなか難しい問題なのかもしれませんね。
AZU不動産はお家の購入・売却問わず、「見える不動産仲介」をコンセプトに掲げています。
常にお客様から見えるかたちをつくることで選ばれる仲介会社となれるよう、これからも精進してまいります。
もし、売却活動が進行中で「ちょっと売却状況がどうなっているか見えない、不安」というお客様は一度ご相談ください。
しっかりと根拠をもってお応えさせていただきます。