[不動産購入 横浜]
2024年06月29日
不動産購入 物件価格が相場より安すぎる場合は何かを疑え
不動産購入で物件価格が周辺より安いのは何で?と相談
こんにちは。横浜スタジアムそば「売買仲介専門」AZU不動産の永岡です。
昨日はかなりひどい大雨で影響が心配でしたが、今日は朝からどんより曇り空の横浜でした。
今日は朝から中古マンションのご案内や契約などもあり朝からバタバタしておりました。
いつもよりたくさん問い合わせもいただき1人慌てふためいておりました。こんなときスタッフがいれば・・と思うのですが出来る限りお待たせしないよう対応させていただきました。
そんなお問合せのうち、あるお客様からLINEである中古マンションの売り出し情報が届き、こんな質問がありました。「この物件が気になっているんですけど周りより結構安くていいかなって思うんですが永岡さんからみてどう思いますか?」確かに価格が近隣の物件より600〜700万円ほど安い。
こんな時は、物件の概要を隈なくチェックしてみます。特に見当たるものはないが・・念のためレインズで物件を検索し図面を見てみると・・ありました。
物件概要の一番下に小さく「告知事項あり」の文字。
元請の仲介会社に確認したところ、室内で所有者である高齢者がお亡くなりになり死後3日経過後に見つかったとのこと。
通常、事故物件と呼ばれる取り扱いになるため、告知義務が生じ、程度にもよりますが、相場価格よりも約7割程度になることが多いです。
本来はポータルサイトにも告知有の記載が必要なのですが入力忘れなのか?見当たりませんでした。
お客様にお話すると「やっぱり検討しません。教えていただきありがとうございます!他で物件のご紹介はお願いできますか?」とお話いただけました。
物件価格が周辺価格より明らかに安い場合は何かを疑う必要があります。
販売図面をよく見てみないと記載されている字が小さくてお客様は見逃してしまうことがあります。
気づかず見に行ったあと、担当者の説明を受けて告知事項の内容を知った場合、お客様が気にしなければ問題ないのですが、知っていたらそもそも検討しない、となれば内見しに行った時間が非常にもったいないですよね。
また、万が一契約直前で大きなネックとなりえる事項を知るとなれば大きなトラブルになりかねません。
正しい理解のもと物件を見に行くために、事前にしっかりとネックとなり得るポイントまで説明をしてくれる担当者選びは大事です。少しでも疑問に思うことがあれば、しっかりお調べしてお応えしますのでAZU不動産の永岡までお気軽にお問合せくださいね。