[不動産購入 横浜]
2024年07月25日
不動産購入 マンション修繕積立金の見極め
修繕積立金のアップが怖いとの相談
こんにちは。ハマスタそば「売買専門不動産エージェント」AZU不動産の永岡です。
日中は晴れていたのですが、夕方になって急に空が暗くなり雨が降ってきました。
この時期は傘を常備しておかないと怖いですね。
東北では雨のよる水害も報告されています。自然災害の脅威は、この先益々増えるのでは・・と思うと心配になりますよね。
今日は、マンションの修繕積立金についてのお話です。
住宅ローンがやや上昇ぎみの中、修繕積立金についての心配をされる方も増えています。
横浜市内で中古マンションをご検討中のお客様から相談を受けた際、物件価格は無理のない範囲だけど先々のコスト負担が心配とのご相談を受けました。
修繕積立金って意外と分からないことが多く、見えない点も多いため見落としがちですが、ある程度理解をしてから購入を進めていかないと、あとで負担が重くなり生活が厳しくなるといったケースもあります。
修繕積立金を考える際、大事なのは長期修繕計画書をチェックすることです。
長期修繕計画書とは「将来予測される修繕工事などを計画し、必要な費用を算出し、月々の修繕積立金を設定するために作成されたもの」となります。
資産価値の維持・向上を図るためには最適なタイミングで適切な修繕工事をおこなうことが重要となります。
いくつかポイントがあるのですが、計画期間・想定修繕工事項目・周期・工事費・収支計画を基に修繕積立金の額を算出しています。
修繕積立金は段階式に値上げをするケースが多く、5年スパン程度で値上げすることが多いです。
また、単年度で一時金を徴収するケースもあります。
次年度繰り越し金の収支が赤字となっている場合、値上げの可能性は高くなります。
大規模修繕にあたっては工事単価が適正かどうかもチェックが必要です。
作成者が新築時の施工会社だったり設計監理を手掛ける設計事務が作成していればある程度信憑性が高いものとなっています。
とはいえ、なかなか一般のお客様は理解しにくいことが多く自身でチェックすることは難しいと思います。
仲介会社の担当へのヒアリングをすることが大事です。
ある程度上がっていくことを想定しながら将来にわたって安心して生活できる資金計画を組んでいきたいですね。
もし、疑問点などがあればAZU永岡にご相談ください。