BLOG
2024年08月05日 [不動産購入 横浜]
不動産購入 間取りで風水ってどの程度考慮しているの?
風水についてのご質問があったのでお応えします
こんにちは。ハマスタそば「売買専門不動産エージェント」AZU不動産の永岡です。
最近、はじめて継続していることがあります。
ひとつはX(旧Twitter)。自分の経験や日々おこる出来事をポストしています。毎日必ずポストしておりますので、ご興味がおありの方は是非ご覧ください。
もうひとつは朝活。朝早起きをしてスポーツジムに行ったり、近所の公園をウォーキングしたりしています。
朝ゴロゴロとしているのが何となく勿体ないと感じるようになったのと、最近どうも体が重いと感じていたので体を動かすことで体も心もすっきりするのでは?とはじめてみました。
あと、じつは・・こちらのブログも毎日継続をしております。
日々の出来事を自分の言葉でリアルに投稿しております。是非、過去のブログもご覧いただけると嬉しいです。
ちょっと余談が多くなってしまいました。
今日は、お客様からの質問についてお応えします。
1年前から物件購入を考え出したお客様。現在は都内の賃貸マンションにお住まいなのですが、奥様のご実家近くである横浜市内で新築の一戸建て購入を検討されています。
これからお子様の出産など家庭環境も変わることを想定して早めに動こうとしたのですが、ひとつ引っかかっていることがありました。それは、風水です。
奥様が風水を気にされており、なかなか思うような物件に出会えないとのこと。
「家を考えるときに風水ってどの程度考慮されて設計してるんですか?」というご質問でした。
風水にこだわっているお客様、じつは、過去に何件もご相談を受けたことがあります。
風水は中国から入ってきたもので、家相として日本流にアレンジされたものです。
風水は流派などが複数存在し、見方や考え方に違いがあるので間取りに反映することがかなり難しいものとなります。
中国の場合は家長(家族の長)の生年月日などを使って家相をみます。そのため、所有者が変わった場合は吉とされたものが凶になることがあります。
このため、基準が難しいので建売物件でお客様に合わせることは非常に難しくなります。
日本の家相では「三所に三備を設けず」と言われています。
三所とは鬼門・裏鬼門・家の中心部(宅心を指します。
三備とは玄関・台所・トイレを指します。
三所に三備を設けてはいけないというのが基本的な家相の考え方です。
ただし、家の中心部についても基準が見る人によって変わる場合があります。
このため、見てもらう人で家相に触れてしまう可能性もあります。
家相を見るうえで特に玄関は重要とされています。鬼門(北東)や裏鬼門(南西)を避け、欠けにならないように配慮する必要があります。欠けは分かりやすく言うと壁からへこんだ部分を指します。
玄関の一直線上に掃き出し窓(外と中を出入りする大きな窓)があると金運が下がると言われ避けられます。
水回りは鬼門に配置しないように配慮されます。陰の気を流すとされるため、かなり気にする方もいらっしゃいます。
他にも、和室がある場合は床の間を踏まないように2階の廊下や部屋を配置することや張欠けといって土地や建物の形状にも気を気張る必要があります。
上記はあくまでも風水(家相)の一部です。他にもたくさん考慮するポイントはあります。
現実として、すべてを網羅して建売購入を決定することはかなり困難です。
ただ、鬼門・裏鬼門は考慮して設計をしている会社もあります。
今回のお客様の場合、何をどこまで信じるか?が住宅購入のうえで幸せなポイントとなるので、建売ではなく土地を購入して相談している先生に見てもらいながら建物を設計することを選択肢のひとつにしてはどうか?とアドバイスさせていただきました。
頭ごなしに「そんなことを言っていたら住宅購入は絶対に無理」というのは間違っています。
お客様自身がしっかりと理解をしたうえで、何をどこまで信じて幸せな選択をするか?に担当者として寄り添うことを大切にしていきます。